形成外科でできる保険治療・手術について

保険診療は国が決めた料金の治療ですので、安心して受けることができます。
当院は保険医療機関の認定を受けていますので国が認めた『病気』には保険が使えます。

国が『病気』と認めた、形成外科でよく行う手術(オフィスサージェリーと呼ばれる小手術)には皮膚腫瘍摘出術(場合によっては、ホクロも可能です)、陥入爪手術、眼瞼下垂手術、陥没乳頭手術(授乳障害がある場合に限ります)、ワキガ症手術(多汗症は『病気』と認められません)などがあります。

あまり知られていませんが厚生労働省はワキガ症を『病気』と認めています。
大手美容外科では保険治療はしていませんが、個人の美容外科・形成外科では保険診療を行っているところも結構あります(ただし 、軽度のワキガ症や眼瞼下垂では保険適応とならない場合もあります)。

ワキガ症手術の場合、自費治療を行っているクリニックでは、最新・特殊な技術があるから高額治療になると説明していますが、
反転剪除法(皮弁法)は確立したオーソドックスな手術法です。

患者様増のため、時間のかかるワキガ保険手術については、しばらく受付けを見合わせさせていただきます。
自費治療についてはご相談ください。



美容皮膚科でできる保険治療について

シミの一種・肝斑(レーザー治療が出来ないシミです)に対しては内服剤が保険で処方可能です。

美容外科などでシミに効くと処方している内服剤(抗プラスミン剤)は1か月分・90錠360円です。
また、キズがキレイに治る?と説明し処方しているケロイド治療の内服剤(トラニラスト)は1か月分・90カプセル1980円です(初診料などは除きます)。

病的なアザのレーザー治療も黒あざ(色素性母斑)以外は現在、保険適応があります。

40歳代以降の女性にできることがある、遅発性太田母斑様色素沈着症(シミと勘違いしている方がとても多いようですが、アザの一種です)も、病的な場合は、レーザー治療が保険で出来ます。

老人性色素斑、ソバカスは『病気』と認められていません。


保険治療が安く行える理由

健康保険は病気になった人をお互いに助け合うという相互扶助の精神で運営されています。
保険診療は国が決めた診療報酬という価格表により料金が決められます。

国が決めた料金ですから、もともと美容外科よりも安く設定されています。
さらに、費用の7割は保険組合から支払われますので自己負担は3割と軽くて済みます。

例えば、
ワキガ症手術を両側に行った場合はトータルで自己負担は5万円以下で済みます(なお、保険診療では自宅で使うガーゼ・テープ類は 全額自己負担となります。当院で 実費で販売いたします)。


保険治療が出来ない治療について(自費治療に対する考え)

【美容目的の治療・手術は保険治療ができません。】
国民が皆で保険料を負担しているからこそ、保険治療は安価なのです(保険組合から7割費用を肩代わりしてもらえます)。美容目的・病気以外の治療には
『健康保険』は一切使えないのです。

『保険で刺青治療が出来ませんか?』とのお問い合わせがかなり多いのですが、出来ません。

『黒アザのレーザー治療は保険適応がありません』。レーザー治療が効果が無いからではありません。黒アザとホクロは病態的には同じ状態です。黒アザのレーザー治療が保険で認められるなら、ホクロのレーザー治療も保険適応にしなければなりません。顔に目立つホクロがある患者さま自身は、ホクロを病的な状態とお考えになるでしょうが、レーザー使用によるホクロ除去治療は、保険では美容目的の治療と捉えてられています。

【加齢による、容貌・体型の変化は病気ではありません。】
医療技術・医療機器の発達により様々な治療
(若さを維持できる治療)が行えるようになりました。当然、自費での治療になります。

【自費治療について】
保険治療では処置・手術など全てに保険点数:料金が決まっています(研修医〜ベテランの医師まで料金が同一という矛盾もありますが)。
自費治療では、それぞれの病院で料金を自由に決められます。クリニックの経営方針で価格差が当然あります。自費診療を受けるにあたっては、いろいろなクリニックを比較検討することが必要かと思います。



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