「レチノイン酸塗布療法」による改善

ここ数年、形成外科学会などでも発表され脚光を浴びていますが、レチノイン酸の外用薬は20年ほど前から、欧米ではニキビの治療薬として使われていました。

漂白クリーム(ハイドロキノンなど)と併用することで、
色素沈着症(レーザー照射後の2次性色素沈着も含む)や、シミ(肝斑治療にも有効)の色調改善に効果的です。
1〜2ヶ月の継続治療が必要です。

高濃度のレチノイン酸使用の際には刺激症状(痛み・痒み・発赤)が伴います。

妊娠可能性のある方には使用できません。



その効果は…?
皮フのターンオーバーが促進
シミ・くすみを改善
皮脂分泌を抑制・毛穴を縮小
皮フの血管のコラーゲンを増やし、皮フの赤みが改善


レチノイン酸塗布療法の注意点

治療期間中の症状
【痒み・発赤】がかなり辛いのですが、レーザー治療に匹敵する(場合によってはレーザー治療以上の効果が得られる)治療法です。

レーザー治療を行うと、カサブタ脱落後に
2次性色素沈着症が長期に残る『手の甲』などでは当治療が優れています。

注意点としてクリニック側の問題になりますが、
『レチノイン酸は軟膏を作成後、短期間で効能が無くなります』保存がききません)。

新しく作成された軟膏を処方してもらえないと、治療効果が期待できません(当院では作成後、2週間以上の保存はしません。0.1〜0.5%濃度を作成します)。

処方時に、
新しく作成された軟膏であることを確認すべきでしょう。






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